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オンライン配信が盛り上がる
ポイントとは

オンライン配信が盛り上がるポイントとは

2021.09.22

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目次

    こんにちは。
    明祥デジタルのコガアユムです。

    ウェビナーなどのオンライン配信は、リアル開催とは違い参加者の顔が見えないのがデメリットとなります。また、主催者が淡々と話しているだけのウェビナーでは参加者の集中力も続きにくく、つまらないウェビナーは途中で視聴をやめてしまう参加者もみられます。そのため主催者は、「ウェビナーの内容を理解してもらえているだろうか」「ウェビナーを楽しく聞いていただけているのだろうか?」「ちゃんと盛り上げられているのだろうか?」など不安になりながらPCに向かって必死に話すというようなご経験をされた方も多いかと思います。

    今回は、そんな不安が少しでも解消できるようなオンライン配信が盛り上がるポイントをご紹介したいと思います。

     

    楽しいウェビナーの実現は開催前の準備から

    ウェビナーを盛り上げるのは、当日の仕掛けだけではありません。
    事前のちょっとした一手間が、当日の成功を左右することも多いのです。
    そんなポイントを2点ご紹介したいと思います。
    本当に難しいことではないので、お試しいただくことをオススメします。

    出演者の背景を統一する

    moriagaru-2

     

    この手法、いろいろな会社で実施されているようで、私も結構目にします。
    実際に当社のグループ会社で開催したウェビナーでも「社名」「部署名」「名前」が入った背景(上の写真です)を使用してみたのですが、終了後にご参加いただいた方とお話しした際、統一した仮想背景は好評いただきました。

    統一という意味で驚いたのは、おそろいのTシャツを着て服装まで統一している企業も結構多いということです。
    私が参加したウェビナーでは、モデレーターとメインスピーカーのだけでなく、運営スタッフや質疑応答に登場するスタッフの方まであわせて10名程度の方々がTシャツをおそろいにしていました。冒頭で出演者が全員画面に出てきたのですが、それはそれは迫力があり画面に釘付けになってしまいました。

    当社で行うウェビナーで実際に試してみたいとすぐに思ったくらいインパクトが大きい演出でした。

    意外と忘れがち!お知らせ機能はすべてオフに。

    ここまでは盛り上げポイントについてご紹介してきましたが、最後に忘れてしまうとミスにもつながるポイントをご紹介したいと思います

    タイトルのとおり、普段は便利な通知などのお知らせ機能をすべてオフにしておくことです。これ、意外と忘れがちなんです。
    快調に話している最中に「ピロン♪」みたいな音が聞こえたり、画面共有時にメールの情報が見えてしまったりしないように、事前にお知らせ機能はすべてオフにするようにしておきましょう。

     

    いよいよウェビナー開始

    さあ、ウェビナー開始は目の前です。

    コンテンツの準備や説明資料の作成など、いくつもの事前準備をクリアしてきたと思います。
    その準備を無駄にしないようなウェビナー直前や配信中の盛り上げポイントをご紹介していきます。

    安心できるウェビナー待機用スライド

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    オフラインのリアルセミナーでも、開始前はスクリーンに当日の進行表が投影されていたり、BGMが流れていたりしますよね。
    オンライン配信でも同じように、ウェビナー開始10分~15分前にはウェビナールームを開放し、待機用のスライドを表示しておきましょう。
    その際に、注意事項やFAQなどを記載しておくと参加者からのお問い合せを軽減することが期待できます。
    上記の画像は、以前当社が配信を担当させていただいたウェビナーの待機用スライドです。
    「ご参加者の皆様へのお願い」として注意事項を記載しており、アンケートへのご協力もここで依頼しておきます。
    また、待機用スライドを表示させる際は、BGMもあわせて流すことをオススメいたします。
    無音でひたすらスライドが表示されているのは、ちょっと変な印象になりますからね 笑
    ここでポイントなのは、YouTubeなどのオンライン経由の音源ではなくローカルに落とした音声素材を使うこと。
    オンライン経由ですと途中で音声が止まったりする可能性もあるためです。
    ※音声素材は商用フリーのものを使いましょう。

     

    ウェビナー開始時に、アイスブレイクの時間をとる!

    moriagaru-1

     

    ウェビナー開始時間になったらすぐに本題に入ってしまい講義スタートしがちですが、参加者の気持ちが温まっていない状況で「ながら見」されてしまうことも想定されます。
    そこで試していただきたいのが、参加意識を高めるために冒頭の3~5分程度をアイスブレイクの時間に当てることです。
    手法はいくつかあるのですが、チャット機能を使って参加者とコミュニケーションをとることをオススメしています。
    できるだけ、悩まず気楽に答えられる質問を出してみましょう。

     

    例えば・・・

    ●本日、みなさんはどこから参加されていますか?チャットに書き込んでみてください!

    ●お昼ごはんは何を食べましたか?

     

    このように、できるだけカンタンなものであればハードルが低いので、参加者が気楽に参加でき、画面に注目してもらえると思います。

    私が参加したウェビナーでは、クイズを出して参加者に答えを書き込んでもらうというものもあり、結構チャットが盛り上がっていました。
    参加者が答えるのに躊躇してしまうようなものではなく、全員参加できるようなものにするのがポイントです。

     

    セッションの合間に

    あれも喋りたい。これも伝えたい。出演する側は時間がもったいないので、情報を詰め込んでしまい、参加者の集中力が切れてしまうということもよくありますよね。

    そのような状況を避けるために、視聴者を参加させる仕掛けを発動させましょう。

    アンケート投票で中だるみを解消

    そのような状況を避けるために、投票機能を積極的に使うことをオススメします。
    参加者の画面にポップアップさせてアンケート投票をすれば、参加意識も再度高まりますし、進行にもメリハリがうまれます。

    進行プログラムにもよりますが、講義スタートから15~20分程度で1回挟むと、演出的にも良いかと思います。

     

    回答率があがる設問方法

    投票機能は選択式なので回答しやすい設計ですが、選択する回答内容がわかりにくいと回答率が下がる可能性があります。
    回答に迷わせないためにも、選択肢は極力わかりやすい設定を心がけてください。
    もちろんウェビナーのテーマによるところは大きいのですし、設問によっては「何がわかりやすさか」がわからないという場合もあるかもしれません。
    そのような場合は、選択項数を多くしてみるのも効果的です。
    そうすれば、当てはまる選択肢が多くなり参加者も回答しやすくなり、結果的に回答率の向上が期待できます。

     

    質疑応答で盛り上がるポイントとは?

    ウェビナーも終盤戦。
    最後の盛り上がりポイント、質疑応答です。
    質問はウェビナー配信中にライブで受け付けることが基本ですが、なかなか質問が集まらなかったりすると運営側からするとやきもきしますよね。
    そんな心配を防ぐためにも、事前に下記のような準備をしておくのもオススメです。

    事前に質問を受け付けておく

    ウェビナー参加申込受付のフォームに「質問事項」を入れておくと、質問の予測もつきますし、より具体的な回答を準備しておけるので、視聴している方の満足度を高める回答ができるようになります。
    また、質疑応答にかけられる時間も限られているため、回答できる質問数を絞る必要もでてきます。
    事前に質問を受け付けておけば、運営側も質問の絞り込みを的確にできるようになります。

     

    質問しやすい雰囲気を作るため、よくある質問を準備しておく

    事前によくある質問を準備しておきましょう。
    質疑応答タイムでよく見られる光景として、なかなか質問がチャットに上がってこないというシチュエーションがあります。
    そのようなとき質問しやすい雰囲気づくりとして、よくある質問の中からひとつチャットに上げると「質問してもいいんだ」という空気になり、質問が入りやすくなります。
    質問を上げてもらうために、参加者の1名として社内のスタッフに入ってもらうか、参加者の中でご協力いただける方を探しておきましょう。

    ちょっとしたきっかけづくりで、活発な意見交換ができるようになりますよ。

     

    まとめ

    オンライン開催ができるウェビナーだからこそ、参加者を飽きさせず一体感の生まれるイベントを目指すことが重要です。

    当社ではウェビナー自体のお手伝いはもちろん、ダウンロード資料として様々なオンライン配信のプログラム例をご用意しております。
    それらの配信プログラムに、今回ご紹介したポイントを付け加えてご活用いただけると幸いです。

    >資料ダウンロード一覧はこちら

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    最後までお読みいただき、ありがとうございました。

     

    この記事を書いた人

    コガアユム

    コガアユム

    コガアユム

    株式会社 明祥デジタル ディレクター
    動画配信・制作からグラフィックデザインのディレクションを担当。